再建した鹿の湯クラブ「鹿の湯グループ50年史」 昭和52年発行より
鹿の湯クラブの若き金川幸三社長は、難交渉の末に国から補償金を受け取り、宿の再建に取り組みました。設計を担当したのは、その時、真駒内での進駐軍キャンプ建設企画室長をされていた吉田三郎平さんでした。どのような経緯で吉田さんの出番となったのかは想像するしかありませんが、進駐軍と日本政府、そして施主との間でうまく立ち回ることのできる唯一の方であったのかも知れません。ひょっとすると鹿の湯クラブの進駐軍向け洋風改装のデザイン案や資材調達の際に担当をされていて、金川社長と既に知己だったのかとも考えられました。