左 計画時のパース『北方建築 1962 Vol.5 No,40』 北方建築社/昭和37年6月
右 1968年頃の道新本社『北海道大博覧会』 北海道新聞社/昭和43年12月
現在の見慣れた外観は1989(H1)年に改修された姿ですので、竣工時の姿を確認してみようと古い建築雑誌を開いてみました。そうしましたら、なかなか個性的な計画時のパースも掲載されていました。計画時の外壁はかなり濃い色に見えますので、ひょっとするとレンガ色だったのかもしれません。横長連続窓のあるビルはこの時代から多く見られるようになりますが、私の想像通りに赤レンガタイルの重々しさと横長窓の軽快さが対比されていたら、見応えのあるビルになっていたと思います。サッシ割も独特で、大きな窓は嵌め殺し、2枚並んだ細い窓は回転して外気を取り込めたようです。そのようなシルバーのアルミサッシも赤いレンガタイルと良い調和を見せたはずです。パース画像を眺めながら、惜しかったなと思いました。