円山動物園入口のロータリー中央にいる「よいこつよいこ」。
1952年山内壮夫さんによる白コンクリート像です。
これは、札幌で最初期のパブリックアートだそうです。しかし、64歳の少年と白鳥の頭は円形脱毛症になっています。もちろん本当の毛は生えているわけではなく、コンクリートが劣化して頭頂部がボロボロになっているのです。さらに体中にヒビが入り、白鳥の尾っぽの先はモゲています。
それでは、
新しいものに交換しますか?
一部保存しますか?
やれるだけ、補修してみますか?
やはり正解は、こうならないように大事にし続けることですね。作ったら作りっぱなし、建てたら建てっぱなしがいけません。愛情を注ぎ続けることが重要であります。