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blog/2002

謎の放置建築

2002.07.13

 札幌はさっぱりとした街だけに、異質な建築にどうしても目が行ってしまいます。先月解体された新山邸の向かいに、長い間放置された建築がありました。

 気になった理由は、重々しいドイツ壁です。この仕上げは、和洋折衷住宅の軒下だけに登場することに見慣れていたのですが、この建物では壁面全体に及んでいるのです。ノスタルマニアとしては注目しない訳には行きませんでした。

 古い住宅地図で調べてみますと藤田興業という会社だったようです。それ以上は調べる事が出来無く、詳細は謎なのです。

 さてこのような放置建築、ある特定の政党の宣伝ポスターが貼ってある事が多いようです。貼付の許可を取ってあるのか、放置建築を見るとつい貼ってしまう政党性格なのか。もしそうだとしたら、入党への興味が湧いてきます、と言うのは悪い冗談です。

 ところで、貼付の話で、札幌のあちこちに貼られている「SKIN」というステッカーの事を思い出しました。新興宗教の宣伝シールなのか、何者かの縄張りを示す印なのか、実は国が避妊具装着を啓蒙させる為に貼っているのか、全く謎です。

 どなたか御存じの方は、教えて下さい。
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