圧倒的存在感で表参道に面していました。
活気が漲りつつ、周辺の緑にも馴染んでいます。
蔦に覆いつくされている箇所があり、自然の産物にさえ見えてきました。
裏に入ると、竣工時らしき昭和2年の情景に包まれました。
色気の溢れる空間でした。
さて、東京に来たついでに行ってみたい所がありました。学生時代にのめり込んだ作家達、
稲垣足穂・三島由紀夫・澁澤龍彦の御宅訪問です。馬込の文士村にある稲垣邸は、邸宅跡の札しかありませんでしたが、三島邸はしっかり現存、澁澤邸も鎌倉の山麓に見つけることができました。
ピンポンする勇気は出ませんでしたが、写真に収める事は出来ました。
尚、この作家達が、私の性格形成及び性癖に特別な影響をもたらしていない事を付け加えておきます。