昨日、北海道に上陸した台風18号。
あんなに激しい強風は、初めての体験でした。朝礼で外出自粛令が発表されると、逆に出動したくなってしまいます。朝のうちはそこそこ強いなあと思っていた風も、1軒目から2軒目の打合せに向う間に状況が一変しました。
そこらじゅうのゴミが道路に飛ばされてきます。街路樹の枝が大量に折れて道路に積もってきました。歩行者は立っていることが出来なくなり、ほとんどいなくなりました。追い風になると車と同じ速度で木材やらトタン屋根やらが飛び、時間が止まったような不思議な感じ。こんなものが当たったら大怪我をするでしょう。
ラジオのパーソナリティーが叫びました。
「何!?風速60m!?」
石原裕次郎かと思いました。
そのうち、電線の切れるところが続出し、街路樹も木そのものが折れ、道路に倒れだしてきました。いったん会社へ戻ろうとは思わずに、体は何故か北大へ向かいます。
クラーク会館から構内へ入ると既に柳の大木が数本倒れていました。有名な楡の木も倒れています。札幌農学校時代の養蚕学教室も木の下敷きになっているではありませんか。
これは大変な事態だ。
目的地のポプラ並木は、予想通りでした。学生らしき数名が写真を撮っています。なぜ昨日に限ってカメラを忘れたのか。一日遅れではありましたが、早起きして記録しました。