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blog/2006

解体を待つ札幌市民会館

2006.10.27

 来春に解体の決まった札幌市民会館
 別れを惜しみ覗き込んでいましたら、守衛さんが中に入れてくれました。

 1958(S33)完成のこの建物は、客席下のホワイエがガラス張りという大胆なデザイン。この開放感、札幌市民にとって初めての体験だったでしょうし、冬場のバス待ち人にも感謝されたとのことでした。栗谷川健一さんのデザインした緞帳が、新しくなる市民会館にも吊られるそうです。

 無人でひっそりとした札幌市民会館。貴重な体験をしました。
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