先日、ＮＳＤ社Ｕ社長が北広島市に所有されている別荘のバーベキューパーティーへお伺いできるチャンスに恵まれました。そこで話題にのぼったのが、参加されていた御婦人の住宅についてであります。なんとアトリエブンクさんの住宅設計第１号であるというのです。「もしやコレではありませんか？」とたまたま持ち歩いていた本をお見せすると「その通り！」とのこと。初対面の方ではありましたが、見学を申し出ましたところご快諾を頂くことができました。

　そして今日、見学をさせて頂きました。

　昭和４４年に完成した住宅。設計者は、今や大先生の３名であるそうです。敷地は厚別ですが、当時は廻りにほとんど家が無かったそうです。外観からシーランチの影響を強く感じる気がしないでもありません。室内は山小屋風の内装で温もりがあるのですが、空間は床レベルの異なる部屋が連続して絡まりあい、難解さと楽しさが織り交ざったものでした。


　ただし、地盤のせいで部分的に床が傾いていました。かなり三半規管に効きました。