1968年に完成した北海道庁新庁舎。
設計は久米設計、施工は伊藤組土建と大成建設のJVです。
今回の問題は、その周囲に幾つか配置されている排気塔の事であります。
この排気塔、当時久米設計のスタッフでいらした井口健さんによって設計されたと知り、イケナイ想像を膨らませてしまいました。この塔を高さ100mまで伸ばせば、北海道百年記念塔になりはしないか、という想像です。
実際に百年記念塔の階段を展望台まで登ってみました。その間、階段の両側に開かれたルーバーを風が抜けていき、体全体が吹きさらされるではありませんか。
やはり、北海道百年記念塔の元ネタは、この排気塔に違いありません。