Blog

blog/2013

佐呂間のマル秘物件

2013.10.09

 保留していた脱サラ慰安旅行を決行しました。道東方面は私の見たい建築の宝庫なのです。古いものばかりではなく、最新建築も見て廻ろうと佐呂間町にも足を延ばしました。

 五十嵐淳さんの「光の矩形」「ANNEX」「トラス下の矩形」で目の保養をした後、すぐ近くにあったこの構築物を発見し、しみじみ眺めました。
「夜中、事務所に帰る途中にあるボンワリと光を放つ農業用ハウスに見惚れることがある。」と五十嵐さんが話していたのは、このことだったに違いないのです。

 五十嵐さんがおっしゃられる「ローカルな必然性」の根本には、故郷に存在している建物の記憶が大きく横たわっているようなのです。
Top