家族で小樽水族館へ行きました。私の密かな目的は、休憩室にあるはずの「剣持スツール撮影」なのです。家族とイルカショーや水槽の魚貝を観覧しつつ、心は「一刻も早く休憩室へ」なのでした。
はやる気持ちを抑えつつ、館内で昼食をも済ませて、偶然のように休憩室へ到着したところで、体が硬直しました。
「剣持スツールは、どこへ行った?・・・」
休憩室は改修されて、色とりどりのイスたちが居なくなっていたのです。
水族館のスタッフさんに画像を見せて行方を尋ねますと「イルカスタジアムの下にあります。」と、ちゃんと教えてくれました。
小樽水族館の前身施設は、1958年の北海道大博覧会で建設されました。剣持さんのスタッキングスツールも1958年に生まれた商品です。開館時に採用されたイスが今も使われ続けていると想像するのは一興です。
その謎を解くために、秋田木工のラベルシールを見てみよという人は、夢のない人です。