北海道百年記念塔のふもとに配置されるはずだった石積みのマッス。設計案にあったのに実現することはありませんでした。という事を知ってから私の脳内が石で満たされ、ひどい肩こりを患いました。
マッスの1つには先のとがった塔が生えていて、それ自身も石積みになっていました。特にそこにとらわれました。私はそれを家の裏庭に実現することによって、このストレスから逃れようと試みました。
底面は雪の結晶に敬意を払って六角形とし、裏山から採掘できる大きな石を計算しながら積んでいきました。崩壊しないラインで完成した六角錐は、ずんぐりとしてしまいました。家族には非常に悪い評判となりました。