屋根に積もった雪を自然に滑り落とそうとするなら、実はこのくらい急傾斜でなければ落ちない。この家の建主さんか設計をした方は、そう考えて実行したのでしょう。鋭く高い屋根を持ったこの住宅は、4階建て相当ほどの高さに見えました。
昔の家の住宅は断熱工事が甘くて屋根面が温まり、それがつららの発生原因となりました。逆に、屋根に積もった雪で冷えた天井裏に室内の暖気が流れ込み、結露の発生原因ともなりました。このようなストレスから逃れるには、思い切った手を打たなければなりません。だからといって、本当にこんな住宅をつくってしまったなんて。
私の想像であります。