といっても、田上義也先生のことではありません。
10年程前、創成川東地区の裏道を通っていた時、視界の隅っこに何かが映りました。車を急停車させ、振り向いて唖然としました。
「私のデザインを真似しても、決して私を超えることは出来ない。」と仰ったライト先生ですが、「まだ真似をしてくれる人がいるのかね?」と喜んで頂けそうな気もしました。
その後、札幌市内に同じ設計者の手によるものと思われるライト風住宅をいくつか見つける事ができました。普通、ライト風を狙うデザインは部分的にこっそりという手法をよく見ますが、ここまで正々堂々と真剣に仕事をされた設計者はどんな方なのだろうかと、訪ねてみたくなりました。