北海道労働金庫 推進機構の30年 1981年12月出版より
札幌の7つの労働組合が共同ビルの建築を構想し、社団法人を設立して入居者の共同出資をもってこのビルを建設しようと立案したそうです。ちょうど新店舗の計画をしていた北海道労働金庫もこれに出資し、この社団法人北海道労働会館が完成しました。ビルの完成予定は1956(S31)年5月だったのですが、北海道労働金庫は先行して仕上がった1階と2階に前年12月から入居、1階を労金店舗、2階を本部として営業開始したということです。メインの出資者ということもあり、当時は労金ビルと呼ばれていたそうです。