札幌の街をゆっくり散歩して、お金持ちのご立派住宅を見つけるのが楽しい。
ご立派住宅は、魅力的であります。
魅力的ではあるのですが、好みのものと好みでないものに分けられます。私の好みは、古くても新鮮さを保ち続けている様子のものです。好みでないのは、安易にその時代の流行を採り入れたものの陳腐化してしまったタイプ、または財力にモノをいわせた建主のやりたい放題、悪趣味の極みといったタイプです。但し「ヤバイものを見てしまった。」という興味は沸き起こってきます。私の悲しい嗜好であります。
近頃の札幌では、老舗企業が倒産する度に社長の自宅が、もしくは有力者が亡くなられる度に、これらご立派住宅が無くなっていくようです。ですから、せめて記録だけはしておきたいたいと思うのです。