当時の田上先生の作品によく見られる片流れ屋根。そのスタイルがこの北海道日産自動車の販売店にも採用されていました。それにしても、1967(S42)年の砂川市にここまで大きな自動車販売店が求められたのでしょうか？扱う車種が多岐にわたっていたのかもしれませんが、今も現役で活き活きとした営業中の様子を見るに、都市部の販売店より強そうな雰囲気が感じられました。北海道日産自動車は上遠野先生に多く設計が依頼されましたが、田上先生にも依頼がされ、このように今も使われているとは貴重だと思いました。